『もったいないバナナ』プロジェクト
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【DEAN & DELUCA】フルーツロス削減の実現に向けたSDGsの取り組み | ドール主宰『もったいないバナナ』プロジェクトに参画

【目標12「つくる責任 つかう責任」】3月1日より、DEAN & DELUCA カフェ全店、一部マーケット店舗にて、シーズナルドリンク「ストロベリーバナナ」の発売に合わせて、株式会社ドールのフルーツロス削減を目的としたSDGsの取り組み『もったいないバナナ』プロジェクトに参画

バナナは、日本で最も食べられているフルーツです。その多くが、フィリピンやペルーなど世界の産地から輸入。消費者のもとへ、ちょうどおいしい状態で届けられています。それゆえ、まだおいしく食べられるバナナが、様々な理由で廃棄されているという実情があります。

このような“もったいないバナナ”を1本でも多く、たくさんの人においしく食べてほしいと願うのが、世界各国にフルーツを届ける「Dole(ドール)」です。フルーツを通して人と地球と豊かさに良い影響を与えることを使命とし、明るい世界のためにDoleが守る約束として“Dole Promise”を表明し、2021年9月に「もったいないバナナプロジェクト」を始動。飲食店に“もったいないバナナ”を提供して商品化したり、加工品にしたりするなどして、2025年までにフルーツ廃棄ゼロを目指しています。

そのアクションの一つとして、様々な食品ロスに向き合ってきたDEAN & DELUCAともタッグを組み、メニューを開発。春のシーズナルドリンク「ストロベリーバナナ」と、定番商品の「ジューシーバナナマフィン」に“もったいないバナナ”を活かしています。

(右)ストロベリージュース
(左)ストロベリーバナナ 【もったいないバナナを使用】
Sサイズ 各¥583(税抜¥540) 
摘みたてのいちごを丸ごと味わう「ストロベリー」と、いちごと完熟バナナのハーモニー「ストロベリーバナナ」。ご注文をいただいてから、一杯ずつミキサーにかけてつくるフレッシュジュースは、果実の豊かな風味を丸ごとおたのしみいただけます。

ジューシーバナナマフィン 【もったいないバナナを使用】 ¥ 346/個 (税抜¥ 320)
完熟バナナをふんだんに使い、しっとり仕上げたマフィン。焼き上がりにオレンジジュースを染み込ませたオイルベースの生地は、甘酸っぱい柑橘がほんのり香る上品な甘さです。

□取扱い期間
2022年3月1日(金)~3月31日(木)

□取扱い店舗
ストロベリージュース/ストロベリーバナナ

カフェ全店舗
マーケット一部店舗:六本木 / 品川 / 有楽町 / 新宿 / 恵比寿 / 広尾 / 八重洲 / アトレ川崎 / シァル横浜 / 名古屋 / 京都 / 大阪 / アミュプラザ博多

ジューシーバナナマフィン
マーケット店舗、カフェ全店舗



産地では青い状態で収穫して輸入されるバナナ。日本に到着後は「追熟(ついじゅく)」という熟度を増す加工を施し、黄色にします。店頭に並ぶバナナは、追熟から7日~10日以上経つと、皮に茶色の斑点が出てきます。この茶色の斑点は、バナナに甘さが増した証拠です。ただ、追熟したバナナは足が早いため、茶色の斑点が出ると買って帰ってからおいしい期間が短く、スーパーではお勤め品になってしまいます。Doleでは消費者に最もフレッシュな状態で手に取ってもらえるよう工夫を重ねて出荷されていますが、「追熟が進みすぎている」と廃棄されるバナナも少なくありません。
さらに、収穫した際に皮へ傷がついたもの、大きさが基準を満たしていないものなど、皮を剥けばちゃんとおいしいのに、消費者の元へ届かない“もったいないバナナ”は、Doleだけでも年間1000トンも発生しています。

廃棄品といっても、品質が保証されたものであり、品質も味も問題ありません。そして、全ておいしく食べられる大切な資源です。「まずは、理屈抜きに『おいしい』とよろこんでもらいたい。」と、Doleのプロジェクト担当者。その思いに共感し、DEAN & DELUCAでは“もったいないバナナ”を活かした商品をつくり、「おいしい」を届けるプロジェクトに参加いたします。

COLLABORATION
一本のおいしいが、世界を救う。様々な理由で廃棄される、まだおいしい“もったいないバナナ”を1本でも多く救い、味わってほしいと、2021年9月から始動。WEBサイトでは、ひと月にレスキューされたバナナの本数がわかるアニメーションをたのしめたり、実際に“もったいないバナナ”を味わえる協力店を紹介しています。
もったいないバナナ プロジェクトサイト
https://www.dole.co.jp/special/mottainaibanana/

Dole|ドール
1965年、アメリカで創業。160年以上にわたり、良質なフルーツとフルーツ加工品を届ける。売り手・買い手・世間に利益をもたらす「三方よし」の精神で、フルーツを通じて全ての人に明るい未来を届けることを目指しています。
https://www.dole.co.jp/



すべての人と食するよろこびを分かちあう毎日と未来のために。ひとりひとりが声をあげ行動すること。
限りのある資源を守ることが、わたしたちの住む地球を守る一歩になると考えます。
Living with Food ー食とともに生きるー
DEAN & DELUCAは、これからもおいしいを続けるためにできることを選択し、質の高い素材をつくり続ける生産者を守り、継続的な環境保全、持続的なつくる仕組みへの支援に取り組んで参ります。
https://www.deandeluca.co.jp/enjoygoodfood

本プロジェクトについて Dole担当者 成瀬様のインタビュー
誰もが当たり前に「おいしい」未来 もったいないバナナプロジェクト

https://deandeluca-enjoy.com/article/mottainaibanana



— ようこそ美しき食のミュージアムへ—
DEAN & DELUCAは、世界中から美味しいものばかりを集めた食のセレクトショップ。ジョエル・ディーンとジョルジオ・デルーカによって1977年 NY マンハッタンのソーホーにオープンしたのが始まりです。

「みるたのしみ、つくるたのしみ、食するよろこび」を皆様のもとに。食の美しさがもたらす豊かでよろこび溢れる美味しさをお届けします。

WEB https://www.deandeluca.co.jp
Facebook https://www.facebook.com/deandelucaJp
Instagram https://www.instagram.com/deandeluca_jp
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SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。