【楽天イーグルス】「消費者庁 食品ロス削減ナイター」を開催
株式会社楽天野球団は、本年8月3日(水)と8月19日(金)の千葉ロッテマリーンズ戦の「消費者庁 食品ロス削減ナイター」において、消費者庁による「大規模イベント会場における食品ロス削減実証」を楽天生命パーク宮城にて実施することをお知らせいたします。
「消費者庁 食品ロス削減ナイター」では、来場者による飲食を伴う数万人規模の大規模イベントにおける効果的な食品ロス削減の取り組みを検証します。具体的には、ナッジ(行動経済学)(注)を応用した来場者向けの啓発や仙台市が推進する未利用食品をフードバンク団体等へ寄付する「フードドライブ」を行います。
楽天野球団では、2005年に球界として当時初めてエコステーションを設置し、来場者自らがゴミ分別回収を行う啓蒙活動を長年継続してきました。今後、官民連携による取り組みをはじめ、先進的な食品ロスの削減モデルの構築を図ってまいります。
■開催日: 8月3日(水)18:00試合開始 千葉ロッテマリーンズ戦
8月19日(金)18:00試合開始 千葉ロッテマリーンズ戦
■開催場所:楽天生命パーク宮城
■主な実施内容:
①ナッジ(行動経済学)(注)を応用した来場者向け広報を行い、食品ロス削減効果を図る実証実験の実施
②仙台市と連携した食品寄付活動「フードドライブ」の実施
(注)ナッジ:人々が強制的にではなく、より良い選択を自発的に取れるようにする方法
■ご参考:
・楽天イーグルスのサステナビリティについて
https://www.rakuteneagles.jp/special/sustainability/
・消費者庁 食べもののムダをなくそうプロジェクト
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/
・令和4年度仙台市フードドライブについて
https://www.city.sendai.jp/haiki-shido/event/fooddrivefy2020.html
SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?
国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。
目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。 12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。 12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。 12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。 12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。 12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。 12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。 12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。 12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。 12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。