ecoeat(エコイート)
PROSPERITY

食品ロス削減ショップが門真市駅前にオープン

2022年10月1日、京阪門真市駅前にNPO法人日本もったいない食品センターが運営する食品ロス削減ショップecoeatがオープン。門真市は、日本もったいない食品センターと事業連携協定を締結しており、フードロス削減啓発と子どもの支援に公民連携で取り組んでいきます。

①フードロス食品の無償提供
ひとり親世帯などにフードロス食品を無償提供します。

②売上の一部を門真市へ寄附
食品ロス削減ショップecoeatの売上の一部を門真市へ寄附します。

③フードロス削減啓発活動
フードロス削減に向けて、市職員とショップ店員がともにチラシ配布などの啓発活動を行います。

廃棄予定の飲料や食品を買取または無償で引き取り、その中から賞味期限残に関わらず安全かつ美味しく食べていただける食品のみを陳列しております。エコイートは一般のお客様、どなたでも陳列している商品をご購入いただくことができます。販売している商品をご購入いただくことでより多くの食品ロスを減らすこと、より多くの生活に困窮する方を救うことができます。(日本もったいない食品センター資料より)

食品ロス削減と子どもの支援についての門真市との連携に、責任重大だと感じています。10月から色々な食品が値上げされますが、うちでお買い物していただければ家計にも優しいですし、食品ロスにもつながりますのでぜひよろしくお願いします。

特定非営利活動(NPO)法人日本もったいない食品センターは、主に事業者から食品衛生上問題のない廃棄予定品を引き受け、ecoeatでの販売、慈善団体/生活困窮者への支援で消費する直接的な食品ロス低減と食品に関する知識を広める為の啓発活動(取材/講演/ecoeat店頭での説明)によって間接的な食品ロス低減活動をしています。(日本もったいない食品センター資料より)



協定名称:子どもを真ん中においた施策及びSDGs推進に係る門真市とNPO法人日本もったいない食品センターとの事業連携・協力に関する協定書
締結日:2022年4月20日



SDGs目標12「つくる責任つかう責任」とありますが、そもそも具体的にはどういったことなのでしょうか?

国際連合広報センターサイト「JAPAN SDGs Action Platform」における「持続可能な開発のための2030アジェンダ 仮訳(PDF)」によると、以下のように記載があります。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する
12.1 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
12.2 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
12.4 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
12.6 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
12.7 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフ スタイルに関する情報と意識を持つようにする。
12.a 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
12.b 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
12.c 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境 への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。